病気は事前に予防することが出来る(発病する前に対策を)

原因の分からない病気

症状改善のカギは早期治療

ここ数年の間ににわかに知名度の高くなった病気に、突発性難聴というものがあります。突発性難聴とはその名の通り、もともと耳に障害のなかった人がある時突然に難聴状態になる病気です。知名度が高まった原因は有名な歌手がこの病気にかかり、マスメディアで盛んに報道されたことによるものです。ただし音楽関係者に特に発症例が多いというわけではなく、誰にでも発生する可能性のある病気です。特に中年期から壮年期にかけての発症が多いと言われています。 突発性難聴はいわゆる感音性難聴と呼ばれる病気の中では、治療によって改善が見込める数少ないうちの1つです。発症した場合はできるだけ早く医療機関を受診する必要があります。発症後1週間以内に治療を行えば、かなり高い確率で治癒すると言われています。

原因は今もはっきりしないまま

突発性難聴の原因としてはウィルス説や内耳の血管における循環障害説などいくつかの説が唱えられていますが、現時点でははっきりとは解明されていません。患者の多くが発症時に疲労やストレスを抱えていたことからストレスに原因を求める説もありますが、これもはっきりしていません。いずれにせよ、電話中や仕事中など特定の瞬間においていきなり聴力が低下するという、かなり劇的な発症経過をたどります。また、しばしば激しいめまいや耳鳴りを伴います。 現在一般的に行われている治療は、薬物の投与を中心としたものです。高い効果が認められているのは、副腎皮質ステロイドです。これは、上に述べたウィルス説に対応した薬です。一方、循環障害説に対応した薬には血管拡張薬やビタミン剤などがあります。

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